works by © Hideki Inaba

稲葉英樹 HIDEKI INABA
1971年静岡県生まれ。理工学部卒業後、1997年よりグラフィックデザイナーとして活動をはじめ、雑誌「+81」、「sal magazine」のアートディレクションを手がけ、その革新的なグラフィック表現で一躍注目を浴びる。2004年「NEWLINE」展を開催。ドイツred dot awardコミュニケーション部門最高賞を受賞。07年にはshu uemuraとの共作によるコレクション「BTB24-graphic design by hideki inaba」を発表。同年「GRAPHIC LINE」展を開催。自身の作品がアートブックの老舗Taschenの人気書籍「Graphic Design Now」のカバーに選ばれるなど国際的評価を受ける。08年、南アフリカ・ケープタウンにて開催された国際デザイン会議「デザインインダバ11」に招聘。(株)ヘキサプロジェクトのキュレーションによるパリ・ルーブル宮のフランス国立装飾美術館「感性Japan Design Exhibiton」展に参加。2010 年、三菱地所アルティアムにて「9010 HIDEKI INABA」展を開催。展示作品は第14回文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品に選定された。
ウェブサイト:www.hidekiinaba.com


大橋二郎/編集者 Jiro Ohashi
編集者。SAL magazine編集人。
1986年「東京グランギニョル」(主宰:飴屋法水)に参加。88~90年 アートパフォーマンスグループ「M.M.M.」設立に参加。パフォーマンス、脚本、映像制作を担当。その後コンピュータ系出版社にてデザイン、アート、カルチャー書籍・雑誌を手がけ、98年に独立。『design plex』『広告』等の雑誌に編集参加。紙メディアを中心に、映像、ゲーム、アートイベント等のプロデュースなど、さまざまな分野で活動。2000年末、Webプロジェクト「Electric SAL」に参加。2001年『SAL magazine』を創刊。グラフィックデザイン、アート、映像、音楽、テキストなど、各界の先達から若手まで一線級アーティストを取りあげ、高品質のビジュアルや膨大なテキスト量はとてもフリーマガジンとは思えない内容で話題を呼んだ。