しりあがり寿 Shiriagari Kotobuki
1958年静岡市生まれ。1981年多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業後キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、広告宣伝等を担当。1985年単行本『エレキな春』で漫画家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。1994年独立後は、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表、マンガ家として独自な活動を続ける一方、近年ではエッセイ、映像、ゲーム、アートなど多方面に創作の幅を広げている。2000年、第46回文藝春秋漫画賞、2001年第5回手塚治虫文化賞「マンガ優秀賞」を受賞。
ウェブサイト:http://www.saruhage.com/


タナカカツキ Tatsuki Tanaka
1966年大阪生まれ。京都精華大学美術学部ビジュアルデザイン学科(現デザイン学部)卒。在学中の85年にマンガ家デビュー。卒業後は、劇団主宰、放送作家などを経験し、94年フルCGアニメーション「カエルマン」の制作を機に映像作品を発表するようになる。森美術館「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望2004」に参加するなど幅広く活動。著書は「バカドリル」(天久聖一との共著)、「オッス!トン子ちゃん」など。映像作品集はDVD「SUNDAY」「タナカタナ夫のDVD」。08年Blu‐rayによる映像ドラッグ「ALTOVISION」(ポニーキャニン)を発表。
ウェブサイト:http://www.kaerucafe.com/ka2ki/


天久聖一 Masakazu Amahisa
1968年香川県生まれ。神戸拘置所の刑務官を経て、1989年にパンチザウルス(マガジンハウス)にてデビュー。1994年に発表したタナカカツキとの共著「バカドリル」がサブカルチャー界隈を中心に大ヒットとなり、注目を集めるようになる。以降は「バカはサイレンで泣く」「ブッチュくんオール百科」「バングラデシュ日本」を発表。不条理かつ前衛的な作風でカルト的な人気を博した。マンガ家以外の活動も多く、親交の深い電気グルーヴやゆらゆら帝国のプロモーションアニメの作製や、演劇脚本や小説執筆、映画監督など多彩な活動を行っている。
ウェブサイト:http://bakadrill.com/pc/


河井克夫 Katsuo Kawai
1969年、愛知県生まれ。ギャグの中に一種独特の暗さや不安感を感じさせる作風で、1995年、雑誌「ガロ」にてデビュー。以来、メジャー・マイナー問わず、様々な媒体で作品を発表している。著書に「女の生きかたシリーズ」「日本の実話」「クリスチーナZ」「出会いK」(以上、青林工藝舎)「猫と負け犬」(メディアファクトリー)ルポマンガ「見学!見学!また見学!」(コアマガジン)など。松尾スズキとのユニット”チーム紅卍”による「ニャ夢ウェイ」(ロッキング・オン)など、共著も多数。その他、映画、演劇、音楽、webアニメ製作など、活動は多岐に渡る。
ウェブサイト:http://kawaika.exblog.jp/


長尾謙一郎 Kenjiro Nagao
1972年愛知県生まれ。1995年ビッグコミックスピリッツ臨時増刊号(小学館)にて「アンダースローは終着駅だ」でデビュー。1999年に週刊ヤングサンデー(小学館)に「おしゃれ手帖」を連載開始。2007年~2009年、週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて「ギャラクシー銀座」を連載。オムニバス映画「ユメ十夜」にて第八夜の脚本を担当。2008年『ギャラクシー銀座』が平成20年度文化庁メディア芸術祭にて審査委員会推薦作品に選出される。
ウェブサイト:http://ameblo.jp/theken16/

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