(日本語) 現代アート空間で行う家康が愛した熟成本山茶の口切の儀。かつて江戸時代初期、大御所として駿府城に居住していた徳川家康公は、静岡本山茶の深い味わいをこよなく愛したといいます。家康公は標高1,167mの井川大日峠にお茶壷屋敷を設け、そこでお茶を保管しました。当時は、春に摘んだお茶を茶壷に詰め、高冷地でじっくりと熟成させ、秋に駿府城に運ばせ、茶壷を開封し、熟成した深い味わいのお茶の風味を愉しまれました。この、秋に茶壷の口紙を切り、お茶を取り出す儀式を「口切りの儀」といいます。茶壷の封が切られ、「熟成本山茶」固有の芳香が、厳かなギャラリーの空間に漂います。
日 時:2010年2月27日(土)
会 場:ポーラ ミュージアム アネックス(〒104-0061 中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3 階)
主 催:株式会社ポーラ・オルビス ホールディングス
企画:株式会社ヘキサプロジェクト
協力:静岡本山茶研究会
空間デザイン:株式会社ヘキサプロジェクト
フライヤーデザイン:東信、花樹研究所
デモンストレーション:横山大山(煎茶道 静山流家元)
参加費: 無料
Year2010Websitewww.po-holdings.co.jp